当社は、GNグループの一員として、科学に沿った排出量削減目標を設定し、地球温暖化を1.5度未満に抑えるための一翼を担うべく取り組んでいます。これを達成するための具体的な目標とこれまでの取り組みをご紹介します。
当社は、地球温暖化を1.5度以内に抑えるための世界的な取り組みに合わせて、サプライチェーン全体で排出量を削減するよう取り組んでいます。当社では既にスコープ1、2および3(2021年、合計110,390tのCO2e)での温室効果ガス排出量を算出しています。2022年、GNグループは2030年までに自社の業務による排出量(スコープ1および2)を80%、バリューチェーンの排出量(スコープ3)を25%削減するため科学的根拠に基づく目標を設定しました。これらの目標とその達成に向けた計画は、Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)によって検証、承認されています。SteelSeriesは、2030年以降もネットゼロ エミッションの実現に向けて、これらの目標を確実に達成していきたいと考えています。
私たちは、2025年までに当社の直接事業と購入するエネルギー(スコープ1および2)全体でカーボンニュートラルになることをお約束しました。2025年までに、すべてのオフィスで100%再生可能な電力を購入する予定です。回避できない残りの排出量は、高品質で検証済みの炭素除去プロジェクトに投資することで相殺されます。同時に、二酸化炭素排出量の大部分がスコープ3(バリューチェーンの上下で間接的に責任を負う排出量)に関連しており、排出量を削減するための努力はここに集中しなければならないことを認識しています。
私たちは、すべての製品の二酸化炭素排出量を削減するために、まず現在の影響とその削減方法を詳細に理解することから始めています。この分析(「ライフサイクルアセスメント」と呼ばれます)を製品全体で実施していきます。このアセスメントでは、使用されるマテリアルの種類、製品の製造方法、流通、使用方法、廃棄物の管理方法などが対象となります。2023年末までに、当社の各主要製品カテゴリー(マウス、キーボード、ヘッドセット)から少なくとも1つの製品についてライフサイクルアセスメントを完成させ、将来的にはこのデータをお客様に提供し、お客様が製品を選択する際に気候について考慮できるようにします。
当社は、工場から倉庫までの製品輸送において、可能な限り海上輸送(航空輸送ではなく)を利用することで排出量を削減することを目指しています。2021年には、製品ユニットの60%が海上輸送されましたが、この割合をできる限り増やすよう取り組んでいます。
私たちは、自らの事業による影響の低減に取り組むだけでなく、地球をより良くするために素晴らしい活動をしている企業や団体に注目し、支援したいと考えています。私たちがPlastic Bankと提携したのはそれが理由です。2023年、SteelSeriesはPlastic Bankと協力し、45,454kgのプラスチックが海に流出するのを阻止します。SteelSeriesは、Plastic Bankと共に「海の管理人(Ocean Steward)」の役割を果たすことに誇りを持っています。Plastic Bankの海洋保護活動の詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。https://plasticbank.com/